舞台 『謎の変奏曲』

えにぐま


(★ネタバレです)



9/21、『謎の変奏曲』@世田谷パブリックシアター昼公演を観てきました。

素晴らしい舞台、スタオベ!
練りに練られた脚本、極上の会話劇でした。

驚かされる場面は何度かあったけど、
手紙を書いていたのは実は、というところではのけぞりました。

一人の女性を巡る二人の男、という状況がガラッと覆され、
二人の物語になってくる。
そして最後の一言で嬉しい興奮に包まれました。
お見事!

橋爪さんは、声を張らなくても囁くような台詞でもしっかり聞こえる。
傲慢で狡い男と思っていたのが、寂しさや不安が見えてくる。

芳雄くん(こう呼ばせて下さい!)は、
いかにもな好青年(爽やかな好青年をやらせたら日本一じゃないでしょうか)が
実は屈託を抱えているとわかる。
愛する女性の死を語るときの表情は、目が虚ろで別人のようでした。
最後にやっと本音が出る。

二人の演技が上手く絡まって、ため息が出そうでした。

カーテンコールの後、お二人で手をつないで捌けていったのが微笑ましかった。

森新太郎さんの演出はとても好きです。

ストーリーはちょっと連城三紀彦を連想させる。
『私という名の変奏曲』という作品もあるしなあ。




芳雄くんの舞台は11月の『ダディ・ロング・レッグズ』と1月の『黒蜥蜴』を
観に行くことにしており、とても楽しみです。




『謎の変奏曲』というのはエルガーのエニグマ変奏曲のこと。
エニグマと言えば、ジェフリー・バトルがTHE ICEで滑ったのを観て
感動したなあ。

動画はArtistry on Ice 2011、観客撮りのものです。






(※追記)
世田谷パブリックシアター、今回はN列端よりで、
後方の席なのは仕方ないので双眼鏡を持って行ったのですが、
段差が小さいせいなのか、前の席の方の頭が邪魔になって
舞台が見づらい。
会話劇で動きが少ないので、死角でずっとしゃべっていることが時々。
席の配置とかでだいぶ変わると思うんだけどなあ。
せっかくのいいお芝居なのに残念でした。
世田谷パブリックシアターは前方の何列かも段差がないんだよね。

次に観に行くお芝居も後方でちょっと残念。
友人と観に行く『危険な関係』は最前列が取れてほっとした。





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