カテゴリミステリ 1/27

リアーン・モリアーティ 『死後開封のこと』

ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』の原作者の作品ということで読んでみました。女性の心理描写が上手い作家で、翻訳も現代的で良かったです。ただ『ビッグ・リトル・ライズ』のように登場人物たちの運命が交錯し、ある一点にに収束するという爽快感はありませんでした。(交錯はするんだけど…)3人の女性のそれぞれの視点から語られているんですが途中やや冗長に思えました。どの女性にも全く共感できない。皆自分勝手過ぎません...

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川瀬七緒 『紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官』

法医昆虫学捜査官シリーズ6作目。今回も赤堀涼子全開で面白かったです。(赤堀さんの過去の話はいらないかな~)事件自体はかなり後味の悪いものでした。虫がらみの食品添加物の話は興味深い。題名が安っぽいのとところどころ言葉の使い方が上手くない部分があって気になります。にほんブログ村...

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ピーター・スワンソン 『そしてミランダを殺す』

これは面白かったです。傑作!題名から、マーガレット・ミラーの『ミランダ殺し』(こちらも傑作です)を連想したんですが、原題は『The Kind Worth Killing』なので関係ないらしい。数人の視点から描かれる短い章の積み重ねと、先の読めなさから、どんどんスリルが高まっていきます。女性2人はどちらもソシオパス?サイコパス?なんだけど、読みながらどんどんリリーに感情移入してしまった…リリーの方には孤独を感じるせいかな。...

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麻耶雄嵩 『友達以上探偵未満』

新作は必ず読む作家さんなのですが、おばちゃんにはそろそろキツくなってきたかも(^-^;個人的には、論理の部分より「名探偵の在り方」へのこだわりが面白くて読んでいるんですが、今回はワトソン育成がテーマかな?謎解きはきちんとしてると思います。高校生の恋愛のもつれとか勘弁してほしい。シュールなユーモアもあまり笑えなくなってきた感じ。『木製の王子』みたいな作品がまた読みたいな。にほんブログ村書評・レビュー ブロ...

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深木章子 『消えた断章』

やはりこの作者の新作は読まないと!誘拐ものだけど、いきなりの展開。この題名だし、作中でクリスティの作品について言及されているしで、「語られない」パートがあって、それが最後に語られることによって真実がガラッと反転する…みたいな展開かと思ったけど、そうではなかったな。面白く読めたし、真相はなかなか衝撃的ではありましたが、若干すっきりしない。『交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー』に出てきた樹来...

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