カテゴリミステリ 1/27

麻耶雄嵩 『友達以上探偵未満』

新作は必ず読む作家さんなのですが、おばちゃんにはそろそろキツくなってきたかも(^-^;個人的には、論理の部分より「名探偵の在り方」へのこだわりが面白くて読んでいるんですが、今回はワトソン育成がテーマかな?謎解きはきちんとしてると思います。高校生の恋愛のもつれとか勘弁してほしい。シュールなユーモアもあまり笑えなくなってきた感じ。『木製の王子』みたいな作品がまた読みたいな。にほんブログ村書評・レビュー ブロ...

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深木章子 『消えた断章』

やはりこの作者の新作は読まないと!誘拐ものだけど、いきなりの展開。この題名だし、作中でクリスティの作品について言及されているしで、「語られない」パートがあって、それが最後に語られることによって真実がガラッと反転する…みたいな展開かと思ったけど、そうではなかったな。面白く読めたし、真相はなかなか衝撃的ではありましたが、若干すっきりしない。『交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー』に出てきた樹来...

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ジョー・ネスボ 『その雪と血を』

評判が良いので読んでみました。詩的な文章、簡潔な描写。上手いな~と思う。でもこれはノワールではない気がする。へそ曲がりな私はややあざとく感じました。にほんブログ村...

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『黒百合』 『世界を売った男』 『猫が見ていた』

多島斗志之『黒百合』 これはすっかり騙されました。ミスディレクシェンや思わせぶりな描写が多くて。ただミステリとしてだけではなく、14歳の少年少女のみずみずしいひと夏の物語としても楽しめました。陳浩基『世界を売った男』面白かったです。やはりこの作者の技巧は凄い。後味もとても良かった。『猫が見ていた』アンソロジーですが、内容が薄い。井上荒野の短編に出てくる女がひたすら不快。「ベーコン」でも思いましたが…...

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陳浩基 『13・67』

これは傑作。素晴らしい。連作ミステリとして、一篇一篇がこれでもかというくらい濃い上に、香港の激動の時代を舞台に、逆年代記(リバース・クロノロジー)の形をとりながら、ひとりの警察官が自分の正義感をいかに貫いたかが描かれ、そしてその原点が最後に明かされ、最初の短編に繫がっていく。感動して泣きました。山田風太郎の『警視庁草紙』を読んだ時のような読後感。個人的には10年に一度レベルの傑作だと思います。Kindle...

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