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備忘録~あらすじなし、ネタバレあり~

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category: ミステリ  1/22

D.M.ディヴァイン 『紙片は告発する』

D.M.ディヴァインは新訳が出ればすぐに買う作家のひとりなのだが、前作『そして医師も死す』がどうにも好きになれず、『そして医師も死す』の感想今回の『紙片は告発する』もあまり楽しめなかった。まず主人公に感情移入できない。話が地味で、意外性がない。被害者や犯人がとても哀れで、その辺の描写は上手いと思った。にほんブログ村書評・レビュー ブログランキングへ...

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ジャック・ヴァンス『宇宙探偵マグナス・リドルフ』

何とも痛快なSFミステリでした!これが70年近く前に書かれたとはとても信じられない。全く古びておりません。マグナス・リドルフは宇宙探偵というよりダーティー・ヒーローの態だけど、金儲けにシビアな割に、いつも投資に失敗して金欠状態というのがおかしい。というかお金がないから依頼を引き受けるのか…わりとベタなSFミステリの「暗黒神降臨」が好きだったりする。知性のある生物モノも好きなので、「ユダのサーディン」もい...

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芦沢央 『許されようとは思いません』

電子書籍で読みました。上手いし、一応のどんでん返しはあるんですが、もっとがっつり驚かせてほしいなあ。「ありがとう、ばあば」は米澤穂信の短編に似てるし「絵の中の男」は連城三紀彦の「火箭」を思い出すし。期待して読んだせいか、やや肩透かしをくらった感じ。水準以上だとは思います。にほんブログ村書評・レビュー ブログランキングへ...

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ティナ・セスキス 『三人目のわたし』

ティナ・セスキス 『三人目のわたし』描写が上手く、惹きこまれて読みました。途中のひねりには驚かされたし。ただ重いテーマなのにロマンス小説みたいな?展開は違和感あり。母娘の問題、双子の相克をじっくりを描くのかなと思ったけどそこまででもなかったです。『三人目のわたし』という邦題はちょっと疑問。原題は”One Step Too Far"です。リサ・ガードナー 『棺の女』こちらもスピーディーな展開で一気に読みました。拉致監禁...

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シャーリイ・ジャクスン 『鳥の巣』

続けてシャーリイ・ジャクスン。これもなかなか面白かったです。多重人格(解離性同一性障害)って物語としては面白いけど、実際には治療者の誘導によるものが多いんじゃないかと個人的には思っている。この小説では、抑圧から人格が分裂している感じ。4つの人格のバトルは面白い。ベッツィのニューヨークへの逃避行パートは不安に満ちていて、車酔いしそう。モーゲン叔母はアルコール依存みたいで、彼女もいろいろな顔を持ってい...

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