深木章子 『鬼畜の家』など

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深木章子にすっかりハマってしまい、読み進んでおります。『鬼畜の家』『衣更月家の一族』『殺意の構図 探偵の依頼人』『敗者の告白 弁護士睦木怜の事件簿』どれも驚きがあり、複雑に張り巡らされた伏線がきっちり回収されるのが心地よい。上三作は榊原シリーズ。(『殺意の構図 探偵の依頼人』は三作の最後に読むことをお勧めします)★ネタバレあるかも『鬼畜の家』はイヤミスといえばイヤミスなんですが、どんでん返しがあり、伏...

岡田秀文『帝都大捜査網』と中村啓『黒蟻 警視庁捜査第一課・蟻塚博史』

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電子書籍で購入。『帝都大捜査網』は予備知識なしで読むことをオススメ。先に感想を読んだだけだったけど、結末の予想がついてしまった。小説自体は面白かったのでちょっと残念。(でもその感想を読んで興味をもったわけだし、仕方ないですな(^-^;)『黒蟻』はいかにもシリーズ物の第一作という感じで、面白かったけど、やや小粒かな。捜査一課の班に二人も女性がいるのは不自然?刑事たちの有能さがイマイチ伝わってこないのがち...

月村了衛 『機龍警察 狼眼殺手』

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(ネタバレです)電子書籍で購入。シリーズ第5作。龍機兵のアクションシーンがない。なのに読ませる。読みどころがいっぱいでとにかく面白いです!日中合同プロジェクトに絡む一大疑獄。連続殺人。殺人予告の意味。警察内の敵の存在。特捜部、捜査一課、捜査二課、組対、公安、国税、地検が入り乱れての捜査。政治家の関与。息詰まるような心理戦になかなか頭がついていかない(^-^;新しいキャラ「数字の声を聞く」仁礼草介も魅力...

藤崎翔 『恋するおしい刑事』

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『おしい刑事』の続編(短編集)。この作者の本にハズレなし!今回も面白かったです。警察内でも有名になってしまったおしい刑事。恋愛でも上手くいくわけはなく、可哀そうでした…幸せになってほしい。どの話もミステリとして工夫が凝らされていて楽しめました。この作者が元お笑い芸人ということもあってか、お笑いライブの場面は生き生きと描かれていました。にほんブログ村...

太田愛 『犯罪者』『幻夏』『天上の葦』

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太田愛さんはドラマ『相棒』の脚本を何本か書いていて、けっこう面白い回だった印象もあり、小説も面白いかな、と思って読み始めたら止まりませんでした!すべて電子書籍で購入。ちょっと詰め込みすぎかなとか、説明が多すぎるかなとか不満もなくはないですが、作者の「伝えたい!」という熱気を感じて、ぐいぐい読み進んでしまいました。どれも社会的なテーマを扱っていて重いのですが、主人公たちのやりとりが楽しくて、緩急があ...