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舞台 『蝋老楼 ~カラフルな残骸~』

(※ちょっとだけネタバレあります)


モジり兄


3/4、モジリ兄とヘミング第3回公演『蝋老楼 ~カラフルな残骸~』
@テアトルBONBON、昼公演に行ってきました。

公演中止の舞台が多い中、正直行くのを迷いましたが
(往復の電車に乗っている時間も長いし)、
第1回から観ているのでやはりこれは観ておきたかった。

今回も舞台を挟んで客席が向かい合う形。
私は舞台側の最前列だったので、舞台の上にいる感じ。

全員のダンスでオープニング。
前2回よりもダイナミックな展開の予感。
ストーリーはこれまでのように伏線を張り巡らして…
という感じではなく、わりとストレート。
動きとか音とか暗闇とか色で、感情が刺激される。
家族の物語でしたが、自分自身と重なる部分があって、
心を揺さぶられました。

達者な役者さん揃いで笑えるシーンも多かったのですが、
ボーヤン似の岸天智さん、あれは禁じ手ではないでしょうかw
(誉めてます)

後半佛淵和哉さんが川原星君に似て見えた。

ほとけ

せいくん


最後西園寺さんが過去に行ってしまうんだけど、
既に自分が存在している過去に戻ったらどうなるのかな?
とか野暮なことを考えてしまった。





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舞台 『天保十二年のシェイクスピア』

天保


2/26、舞台『天保十二年のシェイクスピア』@日生劇場
夜公演に行ってきました。
とても素晴らしい舞台だったのですが、コロナの影響で
2/28以降の東京公演、大阪公演が中止になったようです。

公式サイトに27日の高橋一生さんのカーテンコールご挨拶の
全部が載っていましたので、引用させていただきます。

本日はご観劇いただきありがとうございました。
本日、皆様にお伝えすることがございます。
ここ最近、世界中で罹患者を増やし続けているコロナウイルス禍を受けての話です。
僕たちの座組も開幕当初からずっとこの状況を懸念しておりました。公演が始まってすぐに、東宝演劇部や日生劇場の方々と、お話をして参りました。早い段階でお客様に注意喚起を促すようなアナウンス、劇場出入り口での消毒等、微々たることですが、僕たちの方でも出来ることを、できる限りのことを尽くしてきたつもりです。
ですが、東宝演劇部、日生劇場がお話になりまして、本日をもって『天保十二年のシェイクスピア』の公演を中止するという発表を受けました。
東京公演の千穐楽、大阪の大千穐楽までは、あと少しでした。キャスト・スタッフ一同最後までなんとか辿り着きたいと思っておりました。今回の決定、僕なりに解釈いたしますと、公演がはじまってから、罹患者が日に日に増えているこの状況下で、自分たちに何ができるのかということを、きっと考えていらっしゃったと思います。最悪の事態を考えたと思います。仮に出演者が罹患していたら、同じ場所にいる誰かがウイルスに罹患していたら、劇場という空間でウイルスをうつし合ってしまうかもしれないことを危惧して、ということもあったと思います。東宝演劇部も日生劇場も苦渋の選択だったんだと思います。こういう結果になってしまったことは、心の底から無念としか言いようがありません。
ここからは僕の主観です。
僕たちがやらせて頂いている「お芝居」というものは、木場さん演じる〈隊長〉が前口上で仰っている通り「趣向」です。「娯楽」といってしまえばそうなのかもしれません。いつの時代も、僕の知り得る限り、多くの場合において、有事の際、芸術やお芝居などはトカゲの尻尾切りのように世の中から捨て置かれてしまうような存在だと思っています。しかし、僕の思いとしては、この「娯楽」というものが人の心というものを豊かにする重要なものなのではないか、と思っています。
娯楽というものが世の中からなくなってしまったら、きっと皆さんの心は、お芝居をさせていただいている僕らも含め、「豊かな心」がどんどん失われていってしまうと思います。
公演中止という判断をせざるを得ない状況にまでなってしまいましたが、僕の考えといたしましては、次また皆さまと「お芝居」の場所で会えること、それはまた〈隊長〉の言っていた通り「想像」をする場所で会う、ということなんです。
僕はこの公演を通して、〈三世次〉という役を通して、もしかしたら世間では本当に悪い奴だと糾弾されてしまうような人も、どうしようもない事情でそうなってしまったのかもしれないと考えられる「想像力」を、改めてこの作品から頂きました。そんな力を共有できたら、豊かな心づくりをし合えたら嬉しいなという思いでもお芝居をして参りました。お芝居の場所はそういった想像力を共有する場所だと思っています。
今日の発表は、非常に残念ではありますが、またこういった場所で、皆さまと想像力を共有できるようになるための措置であると僕は願っています。
本日は本当に、本当に心の底から、皆さまにも、今まで観てくださった全ての方々にも、この場をお借りしてキャスト・スタッフ一同、感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。




無念さとお芝居への思いが伝わってきて胸が詰まりました。

一生さん演じる三世次は醜くて世の中を恨んでいる極悪人なのですが、
隅っこから人を見ている孤独な姿が可哀想で哀れで愛しくさえ思えました。
対極的に浦井健治さん演じる王次は怖いもの知らずで軽薄で
でも色気があって輝いている。
木場勝己さん、梅沢昌代さんのベテランの演技は縦横無尽で素晴らしかった。

もっと感想はあるのですが、中止のニュースで何だか落ち込んでしまったので、
後日書き足そうと思います。



来月行く予定だった『お勢、断行』は
東京公演、ツアー公演ともに中止となったとのこと。

公演直前の中止でキャストもスタッフもどれだけ無念なことでしょう。
通し稽古の映像はあるらしいから、円盤にならないかなあ。
パンフレットと合わせて売って下さったら絶対に買います!



『蝋老楼 ~カラフルな残骸~』は上演されるようなので、
気をつけて行ってきたいと思います。





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『賞金稼ぎスリーサム! 』 その他

スリーサム


●川瀬七緒『賞金稼ぎスリーサム!』
川瀬七緒さんの作品は、「法医昆虫学捜査官」シリーズ以外は
イマイチかな(『桃ノ木坂互助会』は好き)と思ってたんですが、
これはとても面白かった!
突出した知識や能力を持つキャラクターの話はとても好き。
ハンターというのは目新しいですね。

続きがありそうな終わり方なので、シリーズ化に期待です。

ただ帯にユーモアミステリーとあるのは何か違うんじゃないかなあ。
この作者の本は題名のつけ方や装丁で損をしている気がする。
(単に私の好みじゃないというだけなんだろうけど…)



●『お仕事小説アンソロジー エール!2』
働く女性たちの物語。

①坂木司 「ジャグジー・トーク」(スイミングインストラクター)
②水生大海 「五度目の春のヒヨコ」(社会保険労務士)
③拓未司 「晴れのちバイトくん」(宅配ピザ店店長)
④垣谷美雨 「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)
⑤光原百合 「黄昏飛行」(コミュニティFMパーソナリティー)
⑥初野晴 「ヘブンリーシンフォニー」(OL)

水生さんと初野さんの名前があったので、このシリーズの2だけ読みました。

①③④⑤は、それぞれの仕事についてよくわかるし、
いい話だな~とは思うけどとにかくベタ。
そんなに上手くいかないよね、という印象の方が強い。

②はミステリーとして面白い
⑥はさすが初野晴というか切り口が独特で一味違うなあ。

読み終わって解説を見たら大矢愽子さん(@_@)
前にも書いたけど、この方の解説そのものに問題はないのですが、
解説を書いてらっしゃる本との相性が何故か良くないのです…
でも今回はそこまで悪くはなかったかな。



●ルイス・ベイヤード『陸軍士官学校の死』
若き日のエドガー・アラン・ポオが登場する歴史ミステリ。
面白く読みました。
しかし“The Pale Blue Eye”という美しい原題が何故この邦題に?(-_-;)



●若竹七海『不穏な眠り』
葉村晶シリーズは「トラブル・メイカー」のイメージが強烈で、
(ドラマでも第一話目になっていましたが)
少々のトラブルでもこんなものかと思ってしまう。
デビューからの数作が好きなので、
自分でも期待値が高すぎる気はする。






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『猫たちの色メガネ』 『少女たちの羅針盤』

猫たち


浅生鴨『猫たちの色メガネ』

完全にジャケ買いです。
夢に出てきそうな、SF風味、ホラー風味の不思議な話が27編。
面白いのですが、どれも同じようなトーンなので、
一気に読んでしまうより、一日1~2話ずつ読む方が楽しめるかもしれません。





羅針盤

水生大海『少女たちの羅針盤』

ドラマ『ランチ合コン探偵』の原作者の作品ということで読んでみました。
過去と現在が交互に描かれ、
誰が被害者かも最後まで分からない。
ミステリとしても面白かったし、
演劇を目指す少女たちの青春小説としての魅力がありました。

映画も観てみたいなあ。




今日2月22日は猫の日ということなので、こちらの歌をどうぞ(=^・^=)

打首獄門同好会「猫の惑星」






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もろもろ

ドラマ『ホームルーム』が絶好調に面白くて
続けて観ています。

劇中の音楽もいいし、OP、ED曲も好きです。


Unforgive



Madara




『SEDAI WARS』は面白くなってきたと思ったら
もう最終回なんですね。
今日楽しみ。
こちらの曲もかっこいい。


Blue Vintage「SEDAI WARS」Music Video (MBS/TBSドラマイズム『SEDAI WARS』主題歌)
い。



アマプラで観た『エキストラ:スターに近づけ!』シーズン1~2
面白かったです。
有名俳優たちが本人役で登場するんですが、
ここまでやっていいのかと思うほど露悪的、自虐的で
さすがシニカルなイギリスドラマという感じ。
デヴィッド・ボウイの弾き語りもあります。
主人公のアンディの人間臭さがリアル。
マギーは悪い人じゃないんだけど、
無知でナチュラルに人を傷つけるタイプ。
この2人の友情も不思議です。



****************
(以下ひとりごと)

ずっと転職活動をしていた息子、今年に入ってやっと内定を貰い、
今転職、引っ越しの準備中。
もう立派な社会人なのでこちらの出る幕はないのだけれど、
私の中では、よく忘れ物をしたり、携帯を落としたりの
高校時代までの息子の姿が頭にあって、
ちゃんと手続きとかできるんだろうかとひとりでヤキモキしてしまう。
うちは長男を亡くしているので、この次男のことが心配でならない。
私が前の職場を辞めてもう8年。
月1回だけやっていた仕事も去年辞めた。
引きこもりに近い生活なのは精神的に良くないんだろうなあ。
生活習慣の改善について真剣に考えなくては。